◆◆ けーばら写真日記 ◆◆
 
門司サティ 最後の15分間
2008年 8月 31日(
 
 
昭和43年、ニチイ門司店として開店、平成8年に今の屋号に名を変えて、

40年間営業してきたスーパーマーケット 「門 司 サ テ ィ 」 。


本日20時をもって、完全閉店することとなりました。 その様子をお伝えします。
 
 
 
 
 
店舗外観。 (平成20年3月31日撮影)

自前の駐車場を持たない、こじんまりとしたスーパーマーケットでした。
 
 
 
 
平成20年6月19日、 突然、「閉店売りつくし」 のチラシが打たれました!
 
 
 
 
その後、毎週のようにチラシが打たれました。 そして…
 
 
 
 
閉店3日前の 8月29日。 最後のチラシが打たれました。
 
 
 
 
そして最終日。 時刻は閉店15分前の19時45分。
店頭には、 店員さんたちが並んでいました。
 
 
 
 
「蛍の光」 の流れる、 閉店間際の店舗に入ってみました。
 
 
 
 
1階の食料品売り場には、 全く商品がありませんでした。

(この後2階に上がり、記念にベルトを買いました。 レジが混んで店員さんたちはテンテコ舞いでした)
 
 
 
 
外に出ると、居並ぶ店員さんたちから一斉に、
「ありがとうございました!」 の声。 恐縮… (買ってて良かった)
 
 
 
 
店舗を出るお客さん全員に、感謝の声かけを行っておりました。
 
 
 
 
それにしても、「蛍の光」 って、涙を誘う曲ですね。
数人の店員さんが、ハンカチで目を覆っておりました。  そして最後…
 
 
 
 
まず、男性の代表の方が、閉店の挨拶をして、
 
 
 
 
その後、店長さん(?) と思しき女性が、 今までの感謝の言葉を述べました。
 
 
 
 
周囲にいた30名ほどのお客さんたちが拍手すると、店員さんたちは一斉に頭を下げました。
最後を見届けるために残っていたお客さんたちに、最後の感謝の意を込めて…。

 写真撮れませんでした m(__)m
 
 
 
 
その後、店員さんたちは店舗内に去っていき…
 
 
 
 
警備員さんがガラス戸を閉めて…
 
 
 
 
一気に! 店舗入口シャッターを閉めました。
 
 
 
 
そして、閉店。
 
 
 
 
店舗前のお客さんたちのほとんどは、早々に姿を消しましたが、
 
 
 
 
店舗内では店員さんたち同士で、最後のミーティングが行われているようでした。
 
 
 
 
外では、 警備員さんが壁面のチラシを剥がしておりました。
 
 
 
 
この明かりが消えた時、 門司サティは40年間の歴史が終わりを告げるんですね…。
 
 
 
 
私は子供の頃から、このニチイ (サティ) を利用してきました。

門司港のニチイはこの店舗のほかに、栄町銀天街の、今の100円SHOPの場所にも店舗を持ってました。

この3月に、サティの斜め前に、スーパー 「ハローディ」 が開店し、サティは苦戦を強いられましたが、

(噂ですが) 2ヶ月ほどすると、元のお客さんがサティに戻ってきたとも聞いておりました。


…なので、サティの閉店は本当に残念でなりません。




残された従業員の皆さんは、他のマイカルグループ店に異動になるんでしょうかね?

この店舗の跡地利用は、どうなっているんでしょうか? 私は存じません。

閉店は門司港に住む人たちにとって不便になることでしょうね。 特に衣料品の確保とか…。




建物をつぶして、跡地にマンションが出来るのだけは勘弁してほしいと思うのは、私だけでしょうか。

できれば、この場所には、 何らかの店舗が来てほしい、 それが私の願いです。


さようなら、 門司サティ。
 
 
 
門司サティ 最後の15分間 (おわり)
 
管理人 けーばら
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